私たちは何かイベントをこなすたびに、仕事の記録や感想、反省点などを書き残してきました。以下にその一部を紹介します。
1年生 T. T.
カミングコウベという音楽フェスのイベントスタッフとしてボランティアに行きました。カミング神戸とは神戸メリケンパークで行われている、震災復興のお祭りです。毎年たくさんのアーティストが出演しており、かなり大きな規模のフェスとなっています。
当日は朝7時に集合して、夜8時ぐらいまで働きました。1時間のシフト制で、決められた場所でプラカードを持ち、お客さんの案内や質問への対応をしました。また本部の垂れ幕前での警備、入退場者のチェック、車の入場時の誘導や、その他その場でスタッフに指示された雑用などをしていました。
これといったトラブルはなかったのですが、迷惑客の人に絡まれるようなことはありました。本部に連絡を入れ、何とか帰っていただくよう対応しました。
今回のような大きなイベントのスタッフをするのは初めての経験でした。ボランティアの人数も想像よりも多く、このようなイベントを支えるにはたくさんの人の協力があってこそなんだと思った。私たち関西国際大学以外にも大阪などいろんな地域からたくさんの人がきていました。イベントを盛り上げるのは表のアーティストだけではなく裏方の人たちの頑張りもかかわってくるのだと学べました。
今後も色んなボランティア活動を経験してみたいです。

2年生(留学生) L. D. M. T.
音楽フェス「COMING KOBE」の前日の設営に参加した。指定された場所に来たら、私はテントを設定するグループに分けられた。テントを組み立て、支柱に重い石を置いた。風でテントが飛ばないように固定するためのロープを張った。
終わったら休憩になって、スタッフからお弁当とお茶をもらった。その後、次の日の販売の準備のため、飲み物をたくさん運んだ。
その日は涼しくて、曇りの日なので、仕事が順調にできた。ボランティアなので、知らない人が多くて、最初ちょっと恥ずかしかったが、いっしょに仕事をやったら、楽しみに話し合って、新しい友達が作れた。
ボランティアをはじめてやってみて、いろいろな印象が残っている。チャリティー音楽フェスだが、みんながだれでも積極的で熱心にやっていた。集団的なので、簡単なことでもみんなでいっしょにして、仕事が速くできた。今回のボランティア活動によって、私は他者と協働しながら、集団・社会へ貢献できた。

1年生 M. I.
宇治川商店街の縁日を、企画から準備、実施まで行った。
企画を立てるために、去年のサービスラーニングの人たちが行ったインタビューや分析・提案を確認した。また予備調査では、精肉店を営むオカダさんとともに商店街の様子を観察しながら商店街の現状、私たちへの要望(にぎやかにやってください)を知ることができた。
周辺のマンションの子供たちを呼び寄せられるようなブース、という方針を決め、それに基づき工作やゲームの企画を考え、大急ぎで準備した。
縁日当日は祝日も相まってか人が少なかったが、来てくれた子供たちと一緒にゲームをしたり、うちわや提灯、指人形を作ったのがうれしかった。
サービスラーニングが始まってから縁日当日までの期間が短く、縁日で出す企画が少なかったり、準備する時間が足りなかったことが今回の反省点だと感じた。サービスラーニングを通して、自分たち率先して動かなければ進まないことや企画力が必要になることを痛感した。次につなげるためにも前々から面白そうな企画を見つけ出すことや率先して行動することが成功につながることだと感じた。

2年生 S. Y.
メルカロード夏祭りに関して、ハーバーランドのみなと祭りと同日の開催だったため、みんなそっちへ行ってしまったのか、そもそも商店街に人が少なかった。また、露店が自分たちしかなかったため、普段の商店街と変わりないような雰囲気であったのではないかと思う。
しかし、BGMを流したり、わいわいしていたりと、目標としていた「なにかやっている商店街感」を醸し出すことが少しは出来たのではないかと思う。後半には、男の子が来てくれた。途中には、アイスの差し入れをしてくださった方もいた。優しさが嬉しかった。
次回参加する時には、もっと元気よくやることで、もっと「何かやっている感」を出すことができるのではないかと思う。今回は商店街側も「お試しで夏祭りをやってみよう」という雰囲気であったため、次回はいろいろな露店と共に商店街を盛り上げることができればいいなと思う。

1年生 Y. O.
宇治川夏祭りは、COMING KOBEとは違って人と関わることが多く大変でした。特に夏祭りは子供向けだったため、普段関わることの少ない子どもと関わることがとても難しかったです。子どもとなにを話していいかわからなくて、周りにいたお友達に頼りすぎました。
授業内で行った準備物などの工作などは楽しく、スムーズにすることができたのでよかったです。この準備があったからこそ私たちのブースが少しでも明るくなったと思うので、準備は大切だなと思いました。お客さんは少なかったけれど、楽しい夏祭りができたと思います。サービスラーニングのメンバーと協力して楽しめることができてよかったです。

1年生 A. K.
今回初めての縁日でしたが、私たちが出した店はうまくいったのではないかと思っています。
子供をターゲットに店を出したけど、海の日で商店街もすごく人が少なかったです。お年寄りの人が多く店的には少し残念でした。
最初に来た兄妹の子たちはすごく可愛く仲良くアニメのキャラクターの話で盛り上がることが出来ました。仲良くうちわと提灯を作り嬉しそうに帰っていく姿はすごくこちらからしても嬉しくなりました。今回が初めてということなので周りのお店が何も出てなかったのもお客さんが少なかった要因だと思います。私たちの店は子供向けですが、他の店が大人向けの飲食などを出したらもっとお客さんは来たのではないかと思います。
もう一つは今回縁日が早くありすぎたため色々な人に縁日の情報を知って貰えなかったのが惜しいなと思いました。他のところも祭りをやっていたのも仕方がないが今回は通りかかった人にしか気づいて貰えなかったのではないかと考えています。
次回やるときはもっと多くの人に知って貰えることが一番の案ではないかと考えています。

1年生 T. M.
このサービスラーニングでは、宇治川商店街でちょっとしたお店を開き、社会に貢献するという経験ができた。
子供のいる若い家族を商店街に引き込むきっかけにしようと、子供向けのお店を開いた。無料でうちわを作れたり、ゲームができたりするお店だ。環境の点でその場所でお店を開くのは正解だったが、海の日ということもあり、人通りが少なく感じた。その点が失態だったが、少しばかりは家族連れや、小さな子供たちがお客様としてきてくれた。
小さい子供たちと交流し合い、コミュニケーションを交わす中で、時には保育園の先生のような口調になり、自分らしくないなと感じたが、家族を持つと色々変わってくるのかなと、将来性も感じることができた。
しかし、なんと言っても子供たちは可愛らしく、私たちとコミュニケーションを交わすことができていたので嬉しかった。このような交流をすることで、その街の雰囲気も良くなり何か貢献した感じにもなれた気がした。
世間一般では、何事も平和に解決するためには、お金が必要になることが多い。しかし、こういった小さな行事で無料でボランティアのような体験も人々を幸せにする第一歩だと私は思う。
また、今回の行事で中学生の頃に、保育園の先生を体験させてもらった覚えがあるが、それに近くも感じた。このような経験は大学生のうちにしておくことは必須と言っても過言ではないため、すごくいい経験をさせてもらったと思う。これからはもっとコミュニケーションスキルと、社会がよくなるために社会貢献をしていきたい。

1年生 R. M.
サービスラーニングでは、宇治川商店街のボランティア活動で地域の方との交流を通して、宇治川商店の方とも少しお話しすることができたり、近所のおばあちゃんが話しかけてくださったりとても話しやすく感じいい街だと思いました。
今度はもう少し早めから準備してもうちょっと人を呼ぶことができたらいいと思いました。
めったにボランティアをする機会がなくはじめてだったけど、とても楽しくいい経験ができました。なので、もしまた機会があればやってみたいと思いました。

1年生 T. T.
サービスラーニングの一環として、地域で行われている夏祭りのお手伝いをさせていただきました。場所は宇治川商店街の近くにある下山手公園です。
街の人たちが色々なブースを設けていました。スーパーボールすくい、お面、輪投げ、金魚すくい、くじ引きなど子供たちの喜ぶものからフリーマーケットなどもありました。そしてメインは夏祭りの代名詞でもある盆踊りでした。
私はその中でスーパーボールすくいとお面の販売をお手伝いさせていただきました。仕事時間は5時から8時まででしたが、何百人単位でお客さんが訪れていたので休む暇もなくすごく忙しかったです。それでも子供たちの楽しんでいる姿を見ることができたのでとてもやりがいのあることだと感じました。
日本人は昔からお祭りが大好きだというのが、夏祭りのお手伝いを通してわかった気がします。なぜなら公園内での楽しそうな会話やはしゃいでいる子供たちをたくさん見かけたからです。地域を活性化させるため、交流をはかる場所になるため、今回のような夏祭りなど、そのようないろいろな行事や文化は、これからも大切にすべきだと学びました。また機会があればこのような行事に参加してみたいです。

留学生 2年生 L.D.M.T.
山手公園でおこなわれたお祭りに参加した。私たちはスーパーボールとお面の屋台を担当した。
昼間は屋台の飾りつけをした。すだれに人気のお面をかけた。その後で、スーパーボールを準備する。いろいろできれいなボールを入れた。夕方、お祭りがはじまったら、私はスーパーボールの販売とお祭りの券を集めることを担当した。夜8時ごろ、お祭りが終わった。券を数えたら、788枚もあった。最後に屋台の片づけることをした。
これは、私にとってはじめて参加した日本の夏祭りだった。仕事をするだけではなく、日本の文化や祭りをもっと理解できた。
それと子どもたちやスタッフのみなさんなど、いろいろな人とコミュニケーションが取れた。とても忙しかったけど、子どもたちの笑顔をみたらうれしかった。
この祭りは子供に向けの祭りだ。お祭りを始める前に、多い子どもを並べた。お祭りは賑やかだった。17時から20時までいつも忙しかった。小さいお祭りでも、色々な屋台を行った。例えば、スーパーボール、お面、金魚すくい、輪投げ、くじ引き。特に、盆踊りを行った。それは大勢の人から注目を浴びた。今回のお祭りは成功したと思う。今回は遊ぶ人ではなく、スタッフなので、色々な経験を受けた。
